A 病棟は、主に医療保護入院・措置入院・応急入院患者様の治療を担う、精神科急性期病棟です。患者様の多くは、過度の精神的な負担から、日常生活をそれまでのように過ごすことが難しくなり、入院されます。 多職種で、患者様の症状改善を目指し、それぞれにとって最善の退院先へ移行できるよう日々支援をしております。スタッフは若手からベテランまで幅広く働いており、垣根を越えて意見を出し合いながらお互いに成長をしていける環境です。
B 病棟は閉鎖病棟としての機能を持ち、医療保護入院、任意入院の患者様が治療/ 療養をする病棟です。院内の役割は開放療養病棟と急性期病棟からの患者の受け入れをします。入院患者様の主要疾患は統合失調症を始め、双極性障害、鬱、認知症など多岐にわたります。治療は内服治療がメインとなっており、服薬確認を徹底し、変化があれば医師に報告し処方変更があった場合には、その効果をアセスメントしていきます。さらに、必要時には病棟内に4床施錠病床があり隔離の実施もします。そして退院が決定した患者様には退院後の生活で困る事がないよう、家族やPSWと連携し内服管理や日常生活に関して準備を進めていきます。また、作業療法も治療の一環であり身体や思考能力を要する作業を通じて、入院生活の刺激とADL維持を目指しています。季節ごとのイベントは患者様のリフレッシュにもなっています。B 病棟の一日は、まず患者様との関わりから始まります。 入浴や身体的処置を通して患者様の精神症状や身体状況の変化などを観察します。そして患者様の状況に応じて関わり方を工夫していくことで、長期療養の患者様との信頼関係を築いていきます。
C 病棟は急性期を脱し、比較的落ち着いた精神状態にある患者様が多い療養型病棟になります。基本的には任意入院の患者様で病床が構成されています。社会復帰や自宅への退院の準備を行うため、自分でできることは自分で行い生活リズムを整えています。その中でも時折症状の悪化があるため、日々の観察でちょっとした症状の変化を読み取り早期発見、症状の悪化を未然に防ぐよう対応しています。スタッフはベテランが多く、みんな優しさであふれています。ゆったりとした環境の中で患者様一人一人と時間をかけて向き合えるため、自分のペースで深く疾患や患者様との対応の仕方等を学ぶことができます。私たちの病棟で患者様にとって最善の選択肢をみんなで探してみませか??